足場の会社に入ったのは良いものの、なにをどう頑張ったら良いのかわからないあなたにむかって、足場の親方をしている立場として記事を書いてみました。
この記事を読み終わるころには
あぁ~、なるほど!先輩たちはこんなことを日々考えてるんだな。自分はこんな事を求められているんだな。ってわかると思います。
まずどの職業でもいえることですが、初めての職種ってなんにもわからなくて不安ですよね。例えば始まりと終わりの時間、作業の流れ、使う道具の名前、先輩方の名前などなど…。
でもできることからはじめていきましょう。
元気よくあいさつしよう!
まずはあいさつですね。この業界、体を動かすのが多い仕事なのでやっぱり体育会系の人が多いと思うんです。朝、会社に着いたら元気よく「おはようございます!!」ですね。
それだけでも社会人として、それ以前に人としても印象がだいぶ良くなると思います。
素直にいこう。
まぁ、素直な人は誰からも好かれます!
失敗してしまって怒られても言い訳せずにすぐ謝れることとか、なにかわからない事があるときに「理解してるふり」をしないで正直に質問するとか、要するに当たり前のことかもしれないけど挨拶や素直さとかってその人が今まで歩んできた道が表れますよね。
まだあなたのことを知らない先輩方はそういうところから観ているのではないでしょうか。少なくとも私自身はまずそこから意識して新しく入ってきた子を観ています。
仕事ができないのはもちろんあたりまえで、これから時間をかけて覚えていけばいいことなのでそこの部分には経験者出ない限り期待はしていません。でも素直さがある人はやっぱり成長速度が格段に早いと思います。
ひとつアドバイスとして、トラックの助手席に乗るときはナビとかしてもらったらすごく助かります。また、組み立ての現場に行くときなどは前もって図面をみて、わからないところは現場に着く前に聞いてほしいです。現場に着いて仕事が始まるとどうしてもバタバタしだすので丁寧に伝えることが難しいからです。途中のトラックの中とかで聞かれたら時間もあるし、ちゃんとあなたが理解できるまで教えてくれるとおもいますよ。
できれば走ろう。
最初のうちは一人でできることが少ないと思うので誰かとペアになり補助作業をすることが多くなると思います。そんなとき先輩に「○○君、あれ持ってきて!」って頼まれることがよくありますができるだけ急ぎましょう。慌てるのではないですよ、急ぐのです。危険場所では絶対に走っちゃいけませんが、別に危なくないところなどでは走るなり、できなくても小走りはしてほしいです。仕事がまだできなくても急ぐことはできるからです。私の印象なんですが、足場屋さんってせっかちの方が多いと思います。なぜかというと日々現場は時間との勝負なところがあるので、みなさん急いでると思うんですね。そんな中一人だけのんびりしてたら結構目立ちます。悪い意味で…。さっきも書いたように私だったら「仕事できんでも、急ぐことはできるやろ?」って思ってしまいます。
まとめ
あいさつをする、言い訳や理解したふりをしない、指示されたことは素早く行う。
当たり前のことかもしれませんが意外とできていない人もいたりして、最低限逆にそれらのことができさえすれば入社仕立てのときは大丈夫だと思います。
それから少しずつ材料の名前を覚えたり、補助のレベルを上げていき職長や先輩方からの信頼を勝ち取っていけばいつの日か仕事の中心的なポジションを任せられたりしていくと思います。
初めのうちは体も筋肉痛でバキバキになったり高い所で作業するので神経使ってくたびれることでしょう。でも大丈夫です、どんなに凄い職人さんでもその道は通ってきました。
少しの気合いと根性があれば時間が経つにつれて段々と慣れてきます。あなたが一人前の職人になれるように有益な情報を書くことを頑張るので一緒に頑張って頂ければ幸いです。
最後までご観覧ありがとうございました。
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