まず決断して独立したこと、おめでとうございます。すごいことですね!一歩踏み進みましたね。
さぁこれからどういう戦略で組織を運営していくか夢が広がるばかりですね。
そんなあなたに親方歴15年の私が少しでもスムーズに運営できるコツを解説していこうと思います。
部下は大切。使うな!育てよう。
足場屋はチームで動きます。ひとりでも施工できますが、やはり何名かで動いたほうが機動力も大きくなり売り上げが上がりやすいです。
そんな中、人を雇うことになると思いますが、人って本当に難しいと思います。
物や材料は素直なもので例えば足場のレベル(高さ)が違うと上手く繋がらないですよね。
それと違い人は難しく、表では良い顔をしていても裏切られたり、急に辞められたりといろんなことがこれから起こってくるでしょう。
それにより人を信じずどうせすぐ辞めるかもという考えが頭にあると人を「使う」という方向性に行きがちですが、人は使うのではなく育てたほうがその人の為にもなり、なによりあなたのためにもなります。
なぜなら育てることであなたの小形(従業員)は成長し、いずれ職長となりあなたの組織の売り上げに貢献してくれるでしょう。
育てるということも難しいですが、ぜひ人をまとめる立場になったからには勉強してほしいジャンルでもあります。
私も若いころ散々仲間に対して怒りまくって自分が1番仕事が速いからと先頭で仕事をしてました。
でもこれではなかなか育たなかったです…。
やはり、自分がして見せて、させて褒め、改善点を伝えてを繰り返していくことにより人は成長するのではないのかと思います。
自分のアシスタントの子が一人前になることは親心としてもすごく喜ばしいことですよ!
最初のうちはお金よりも信用を得よう。
独立したての頃は自分がどれだけできるものなのかとお金の面でもガツガツしてしまうものですが、大丈夫ですよ。お金は後からついてきますから。
それよりもまずはお客様からの信用を勝ち取ることです。
私の場合、最初の1年間くらいは一件ごとの金額など気にせず、ただ頂いた現場をいかに綺麗に早く終わらせることに重きを置いていました。
お金もすごく大切ですが、余りにガツガツしすぎるとお客様は離れていってしまいます。
お客様はあなたのことを観ています。
あなたが安全できれいな品質の良い足場を施工していれば誰かがそれを評価してくれ、多少難易度が高くても金額も良い依頼が入ってくると思います。
そこで上手に現場を収めていけばお客様も満足し、次の俗に言う(美味しい現場)が頂けるのではないかと思います。
解体に行った時こそ学べる。
もし仮に足場の解体依頼があり、現場へ行ったとします。
チャンスです!そこに答えがあります。私たちは戸建ての先行足場を組む機会もありますよね。
図面をみて高さ設定をしたり、仕上がりの壁圧を予想して足場と壁の離れを設定すると思います。
解体に行った時こそ答え合わせができます。なぜならそこに現物があるからです。
現場に着いて解体する前にスケールを持って一周してみましょう。そこで自分の予測と照らし合わせて
自分の精度を上げていきましょう。
商売道具は大切にしよう。
私たちはさまざまな商売道具を使って仕事をしています。足場材、トラックに腰道具、etc・・・
足場材ひとつに対しても大切に扱ってほしいのです。
トラックも汚い、足場材も雑に扱い、腰道具もボロボロ・・・。そのような職人さんに綺麗な仕事は出来ないと思います。私が発注者なら依頼しません。
私たちは腕で稼いでいますが、機械や道具に助けられて仕事ができています。感謝の気持ちも持って
働けば自然と質の高い仕事が入ってくるかと思います。
まとめ
いかかだったでしょうか。伝えたいことはまだまだあるのですが特に独立したばかりのあなたの心の中にとどめてほしい4つのことを紹介させてもらいました。
ひと、もの、かね、どれも大切なものでひとつでも欠けてはならないものです。
次回はひとについて書いていきたいと思っております。
気になることなどございましたらお気軽にお問い合わせページよりコメントをお願い致します。
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あなたが良いリーダーとなり、強い組織ができることを願っています。
最後までご観覧ありがとうございました!
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