足場屋の独立[足場の手間請けとは?]メリット、デメリット説明しますね

手間請けってなに? 足場屋さん向け

足場屋として独立しようかと思うけど、そもそも手間請けってなに?

今回は実際に手間請け親方歴15年目の私たみはるが手間請けのメリットやデメリットをわかりやすく深堀して書いていこうと思います。


手間請けとは

足場の手間請け職人とは、足場材や土場を所有せずに足場の施工のみを行う職人である。

主にひとつの足場会社の下請けに入ることが多く、そこの足場会社が営業して獲得した現場を㎡〇〇円などで施工することが多い。

仕様するトラックは自ら所有して持ち込むか、会社からリースをして用意している。

手間請けのメリット

1.現場をこなしたぶん報酬が得られる

報酬をえる

会社員の場合だと日給いくらとか月給いくらなど給料が決まっていますが、請負の場合は足場を組んだり、解体したりと仕事をしたぶんだけ報酬を得られることができます。

働いたぶんだけお金がもらえるとなるとモチベーションが上がりやすいです。

2.頑張れば早く帰れる

家に帰る

会社員と違って定時がないので、頑張って仕事(現場)をこなしたら早く帰ることができます。

もちろん仕事が終われば個々の自由ですのでうちの「小方」の子たちは早く帰るためにバタバタと現場作業をこなしています。

3.休みたいときに休める

休暇を取る

事前にグループのリーダーやお客様(足場会社)に伝えておけば長期休暇を取り、旅行などの計画が立てやすいです。比較的出勤に関しては自由度が高いと思います。

4.やりたくない仕事(現場)は断れる

断る

会社員だと上司から言われたら行きたくない現場にも行かないといけませんが、

私たちはひとつひとつの現場を請負って仕事をしますので、中には条件(環境や金額、建物の形や高さなど)が悪い物件もあったりします。

日頃のお付き合いや事情もありますが、最悪請けたくない物件は断ることができます。

5.会社員(足場の)より成長スピードが速い

スピード

足場を施工しただけ売り上げが上がるのでのんびりだらだらと仕事することがありません。

今いる人数で終わるか終わらないかギリギリの仕事量を日々請けたほうが売り上げは上がるので

どうしたら早く、安全に現場をこなせるかを考えることにより段取り力や施工能力が格段に成長すると思います。

6.規模が小さいので辞めやすい

辞める

最悪、独立してみたけれど売り上げが上がらなかったり、他にも理由があったとして辞めたいと思っても土地から材料、トラックと莫大な設備投資をしてしまってからでは身動きがとりずらいですが、手間請けであれば「体ひとつ」なので初期投資も少なく済むことだし仮に今のパートナーの足場会社と合わなくても技術と資格さえあれば全国どこでも働くことができます。

手間請けのデメリット

1.すべてが自己責任

破産

休むのも自由、働くのも自由、自由の裏には「責任」があります。

私たちは企業の「傘」の中には入っていません。物を壊しても、怪我をしてしまってもだれも守ってはくれません。我が身は自分で守らなければなりません。

自分を守る一つに「損害保険や労災保険」には必ず入ることをお勧めします。

2.売り上げに波がある

波

どうしても月の売り上げに波があります。

国や企業の決算関係や梅雨や台風など季節関係によって現場の量が変わるからです。

今月の売り上げが良かったからと無計画に散財していたら、翌月には生活が苦しいなんてことにもなります。私もその経験があります・・・。

3.安定感がない

不安定

私はどこかの会社に所属しているわけではないので仮に信用を無くし仕事が減ったり、病気になったりしたときなど誰も守ってくれません。よってこれから先の道は自分自身で切り開いて歩んでいくしかありません。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

手間請けにも良いところ悪いところがたくさんあります。

私的には独立するならまずは手間請けからスタートすることをおすすめします。

手間請けのほうが初期投資も少なく済みますし、手間請けのときに一緒に働いてくれる子を育てる時間が作りやすいです。

そこで学びやキズキがあると思うので本格的な独立はそれからでも遅くないと思うからです。

独立に悩んでいる方の参考に少しでもなれたら幸いです。

なにかご質問などございましたらお気軽に「お問い合わせ」からコメントください。

最後までご観覧ありがとうございました(*^^)v


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