経験も自信もついてきて、そろそろ「独立」という文字が頭の中に浮かんできたあなたへ。
- 独立したいけどいろいろ不安だな
- 独立の種類って何?
- 独立してその先の道
私は現在40歳、18歳から足場屋になり25歳で手間請けとして独立しました。
そんな私が私なりにわかりやすく独立の悩みに対して説明していこうと思います。
独立に対する不安について
やったこともないことなので不安ですよね。 わかります、私もそうでした。仕事のこと=お金のことですからね…。
これについてはひとつの基準を設けてはいかがでしょうか?
今のご自身の給料以上の体力、技術、自信はありますか?
もし、今のあなたの現場でのさばき具合や品質が感覚として給料以上の価値がありそうなら挑戦してみてもよいかと思います。
親方として独立して思うことはぶっちゃけ【やったもん勝ち】
要するに、体力や自分の技術に自信があるのなら挑戦した人の勝ちだ!ってことです。
「はぁ~?何それ!!帰ろ。ポチッ」 やめてください(*´Д`)~~~~~!!!説明します。
まずですよ、あたりまえですが私たちは同じ人間です。私たちの職種は頭も使いますが、体をメインに使いますよね。そこに関してあまり大差はないのです。時間もみんな平等だし。
まぁ寝ずに足場組めるかってなったら無理ですよね。夜間工事が毎日あるわけではないし、睡眠は必要ですからね。
私たちの仕事はストック型でもないので足場を組んだら組んだぶんだけ報酬をいただきます。
人間の稼働率は限界があります、近くに凄い仕事ができる先輩とかいるかもしれませんが、
実際はあまり変わらないと思います。
体力や筋力にはある程度個人差がありますが私たちはチームで動きます。
自分に足りないことはほかの人にカバーしてもらえばいいのです。
ちなみに私は筋力はありません。体重も20代から現在までずっと48~53キロの間です。
体重がない分メンバーにパワー面はカバーしてもらい、私は現場での段取り、図面作成、お客様との交渉など頭のほうでカバーをして自分のチームの売り上げに貢献しています。
長年足場屋をやってきたあなたもなにかしらの強みがあると思います。そこを生かしていけばよいのではないでしょうか。
独立の種類
足場屋の独立の種類は私は3つあると思います。
- 株式会社を設立する
文字どうり株式会社として法人化し、土地、足場材、トラック、人など必要なもの全てを自分で揃えて経営していくスタイルですね。
筆者はいきなり全部揃えてやる必要はないんじゃないかと思います。
理由としては、初期投資が莫大にかかるからです。あなたが成功する自信があり、持っている足場材が遊ばないくらいもうすでに顧客がいて、なおかつ超お金持ちなら話が違ってきますけど。
それに全部揃えるのに土地探しから材料メーカーの選定、購入、求人などなど準備する時間もかかってきます。
時間は有限ですけど焦らずにコツコツ土台作りから始めても良いかと思います。
- 個人事業主として手間請け職人
2番目として足場会社が営業をしてくれて材料を貸してもらい会社によってはトラックのリースなどもあり、受注の〇%や1㎡〇〇円などで現場の施工だけを行うというスタイルですね。
私は現在このスタイルで親方としてチームを作り仕事をしています。
メリットとしては、足場会社が基本的には営業活動をしてくれるし、材料の管理もしてくれるので自分は現場のことに専念できることです。
あと、みなさんあまり考えないでしょうが辞めようと思えばいつでも辞めれます。
在庫を持っていないぶん身軽なのでね。
デメリットとしては、あたりまえですが受注金額を満額もらえないことです。
でもこれに関してはそもそも足場会社がたくさんの経費を抱え込んでくれているので私としては納得しています。ていうかむしろ感謝しています。私的にはメリットのほうが大きいので。
- 一日いくらで契約する常用職人を集めた会社をつくる
同業の足場屋さんが人手不足の場合に一日いくらで応援(自分の現場ではない仕事)にいく人を集めて手配したり足場会社や人が余っているなら他の建設職種の会社などに営業して他の人を現場に出し管理する仕事です。
私の地域ではこのスタイルを人工出しと言います。
要するに建設業の人材派遣会社です。
メリットとして職人を集める力と営業能力に自信があれば、経費としてはそれほど掛からないので利益は上げやすいと思います。
反対にデメリットとしては働いてくれる人が辞めてしまったら収益が0円になることと、どうしても人の流動が激しいのではないかと思われます。
まとめ
独立するか悩んでいて今の給料よりも価値があるとおもうのであれば、経験や技術には大差はあると思いますが人間そんなに変わらないと思うので「挑戦した者の勝ち」だと思う。
足場の独立には3つの種類があり、
- 株式会社を設立して必要なもの(土地、足場材、トラック、足場職人)などを揃えて代表取締役社長となる
- 個人事業主として手間請け職人になる
- 1日いくらの常用職人を集めた会社をつくる
まだまだ私が経験不足でほかにも独立の種類はあるかもしれませんが以上が今回の記事となります。
また現在私が行っている(足場の手間請け)については次回深掘りしてより分かりやすく記事にしていこうと思っています。最後までご観覧ありがとうございました。
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